祭りのウラで

まだ暗い朝。
未明か。

やっぱり今日もまどろんだまま目を醒ます。

夏が近くなって来ると、この胸に、
鮮明に刻印されたあらゆる人が、私の記憶 として戻って来る。

彼らと語らう「あの頃」のほうが
ゆっくりと時間が流れて、懐かしくて
私には温かい。

今はどこでも売れ筋商品、競走激化、何とか商戦、集客、
と、何でも消費させては捨てられ、

人にも値札が付いて、売られては、すぐにゴミ箱へ。

その様を、見てるだけでも心がすさむ・・・。

モデルさんやタレントさんも、皆若くて見事にキレイだけど
同じような大きな瞳、通った鼻筋、長い手足、同じメイクなので
もはや誰が誰なのか、
私のような昭和世代には判別が付かない・・・。

時計の針はぐるぐるぐるぐる目まぐるしい速さで周り
私には疲れてたまらない。

お祭り騒ぎでお茶を濁して
事実には決して触れない。
それが余計に私の具合を悪くさせる・・・・・・・。

私はもう、生きながら、死んでいるのかも知れない、
なんて思ってみたりする。

青空に
己さがせど
在りもせず

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