愛しきイヌネコ

親亡きあとーペット(編集)

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犬や猫と共に暮らしている皆さんは、
飼い主がいなくなったあとのペットの行く末まで
考えたことはありますか?

私は今、毎日毎日欠かすことなく
絹に、何種類もの薬を飲ませています。

絹にげんき でいてもらうためには
この沢山の薬を飲ませ続けるしかありません。

でも、これが私にとって無意識のうちに
大変な重圧となっているらしく、
重たい荷物が背中に重くのしかかっているようで
絹の爪を切る気力もなくなっていました。

私は死ねない・事故にも遭えない・けれど生きものは皆、
明日どうなるかはわからない、

自分が死んだあと、或いは何らかの病気で
長期入院が必要となったとき、
自分が、余命幾ばくもないとわかったときなど、
この子は一体どうなるんだろう・・・・・
という不安が、私には常にありました。

いろいろ検索してみました。
自分がいなくなったあと、ペットの面倒を見てくれる
老猫ホームはありましたが、
膨大な金額で、私にはとても手が出ません。

昨日、絹を病院に連れて行ったとき
先生にそのことを相談した所、
先生は、
「もしナレイさんに何かあったら、
私が責任を持って、絹ちゃんを飼ってくれる人を探します」
と言ってくださいました。

先生のその言葉だけで、
私の背中に重くのしかかっていた荷物が
軽くなり、心から先生に感謝しました。

私は、絹が病弱だったことで、改めて
犬や猫を飼うということがどういうことなのか、
学んだ気がします。

自分が死んだあとのペットの引き取り手まで決めておく
ここまでちゃんと考えた上で「飼う」と言えるのだと。

何種類もの薬が必要な絹には、かなりのお金もかかります。

私には、幸いなことに僅かですが、
「何かよほどのことがあったとき以外絶対に手をつけない」
と決めていた貯えがありました。
そのお金をおろし、絹のための別口座を作って
それを絹の治療費に充てています。


勿論、ペットは終生、
愛情と責任を持って、飼い主が最期まで看取る
これが基本ですが、

お互い生身である以上、明日どうなるかはわかりません。

なので、自分が死んだあとのことまで考え
そこまでの覚悟を持って初めて、
犬や猫と共に暮らす資格があるのだと思えます。

私にとって、犬や猫を引き取る、里親になるということは
人間の子の養子縁組と、ほぼ同じ感覚です。

シェルターから、当時4歳の絹を引き取ると決め、
いろいろな手続きを済ませ、
絹をキャリーに入れて帰るとき、
スタッフの皆さんがお見送りをしてくださいました。

そのとき、私はこう言いました。
「はい!これで今日からこの子はうちの子になりました。
絹 と名づけます。
4年間、本当にお世話になりました。
終生、愛情と責任を持って育てます」と。


それでも、自分がいなくなったあとのことまで
きちんと考えておくことが、
引き取った子への責任なのだと実感しました。


愛しているからこそ、
絹は、我が子だからこそ、
そこまで考えておくべきなのだと。

きぬ携帯画像89あかちゃ~~ん


私がとやかく言えることではありませんが、
個人的には、高いお金を出して、
わざわざ犬や猫を「買う」人の気持ちがわかりません。
不幸ないのちが、これだけ溢れているのに
少なくとも犬好き、猫好きと言うのなら、
そのことを考えることはないのだろうかと思えてなりません。

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