雑感

コロナに思う「介護現場も大変です」

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コロナもだいぶ下火になって来たようですが
また第2波、第3波はやって来るでしょう。
だってまだ殆どの国民が検査もしていない、
抗体も免疫も持っていないでしょうから。

この度のコロナ禍で、
医療従事者ばかりが毎日取り上げられる中、
介護現場も大変なのに・・・
と言う記事を書いてらっしゃる方が
いらっしゃいましたので、

元介護職でもあった私なりに
介護現場の今を、可能な限り想像して
簡潔にまとめてみたいと思います。

特養などの介護現場では
(あくまで当時のこと・10年以上前?かな)
夜勤は、ほぼ一人で(正確には1.5人)16:30~翌9:30
実質22~23名の利用者さんを看ていました。
殆ど一人でこなすので、コロナじゃなくても
現場は5分刻みの戦場。

更に介護現場では一日に5回も6回も
ベッドから車椅子へ、車椅子からベッドへ
トランス(移乗)します。

さんみつだ?無理です!
むしろできる(わかる)利用者さんには
思い切り抱えて「つかまってー!」と
密着しなくては危険です。

そこにコロナの利用者さんが出たら・・・
もう一人でまわせるわけもありません!
コロナの利用者さんが出たら隔離です。
しかも
個室にいてもらえればいいという訳ではありません。
いちいち予防衣、キャップ、手袋、マスクを着用して
オムツ交換や処置に入り、それが終わったら
全てをウイルスが付着しないように脱いで、
肘まで手洗いをして、消毒用エタノールを噴霧。
これだけの行為に、10分は割かれてしまいます。

たった10分のロス、とお思いでしょうが
5分刻みで走り回っているので、
10分は、でかいです。

その10分が、後の業務にどんどんずれ込んで
只でさえ戦場の現場は、もっと戦場と化すでしょう。

時間との闘い、しかし相手は人間です。
なので心の中では「早く早く早く!」と思っていても
「スズキさ~ん、起きますよ~」と
さも余裕がありそうな声を出してトランス。
背中から、汗が滴り落ちて行くのがわかるんです。
「汗臭くてごめんね~」などと言いながら
急ぎます!食事です!移動です!
しかも介護現場は、重症化しやすい高齢者しかいません。

だから「介護現場も崩壊してるのに」
と思う、その方のお気持ちはよくわかります。

まあ当時から介護現場は隠蔽されて来ましたから、
コロナ禍になっても隠蔽されてしまうのだろうと
私には思えますが、
しかしお気持ちはよくわかる、
なのでそんな戦場な毎日なのよ
と、少し想像してみてください。

フリー画像空と幾つものビル

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