あの頃を生きる・その2

「1995年かあ。

21世紀もうすぐじゃん。

ノストラダムスの大予言なんて
みんな信じてるの?

世界が滅びてくれるなら
私は嬉しいけど、滅びるわけないし。


今、職場では、
日勤より断然、夜勤のほうが好きなんで
月7回ぐらい夜勤やってまーす。

こないだ、はるみと一緒に
シャ乱Qのライブに行った。
ナースの白衣着て、ナースキャップに
網タイ履いて。

普段はアムラーなんだけどね。

30過ぎて何やってんの?わたし~

戦後50年記念の朝生はさいこーにおもろかったねー」



本気で そう思う

あの頃のままの 自分がいて

思い出に ならなくて

生々しい「あの頃」が

私の心を 支配する





見えなくなった

あの人の姿を 追い

骨になった

あの人を 生かし

過去に どっぷりと浸かって

まだあの頃を

生きている




時計の針が 残酷に

凄まじいスピードで

回るから

私は 着いて行かれない








ぽちで救われる私がいます


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