桜の開花に気がつかなくて

桜の開花に

気がつかなくて

寒くて

寒くて

私の手は まだ

かじかんでいる





この口から

零れる言葉は

無意味で 粗悪で

誰の耳にも 響かないと

知っている





でも

そんな言葉でも

吐いていないと

闇のあの空に

私は 埋もれて

消えてしまうから





たすけて わかって

たすけて わかって

そんな

無意味で 粗悪なだけの

言葉を

必死で 吐いて

闇に埋もれる 恐怖を

誤魔化す





この手に 落ちる

一枚の桜の 花びらを

ひとひらの雪と 錯覚したまま 

震えてる





桜の開花に

気がつかなくて




桜の開花に

気がつかなくて







ぽちで救われる私がいます




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