かなしいおはなし

みんなが作る

たのしい おはなしや

きれいな おはなしを

横目で見ながら





わたしは ずっと

おかあさんの遺した

かなしい おはなしの

つづきを

綴りつづけるしかなかった





おかあさんが

おしえてくれたのは

かなしい おはなし

ばかりだった

たのしい おはなしは

この世には ないと言った




だから わたしは

たのしい おはなしを

作ることが できなくなった




「いじわるな おねえさんは

しんだとさ

めでたし めでたし」

そう綴って

無理矢理

かなしい おはなしを

おわらせたくなる






でも おわらせることができない

だって

いじわるなだけの おねえさんなんて

いないから

いつまでも

かなしい おはなしは

つづいてく









ぽちで救われる私がいます




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