片目の天使・その11



片目の天使

お前が

うちの子になってから

もう半年が 過ぎたんだね





だけど 私は

いつの間にか

お前の気持ちなんか

無視した

身勝手な飼い主に

なっていたことに

気づかされたよ





いつもお前に

「元気でなきゃいけない」

「元気でなきゃいけない」と

「健康な子」「元気な子」という

重圧を 与え続けていたことに

いちばん大事な

お前の気持ちや

お前の感情を 無視していたことに







片目の天使

お前は 

ぬいぐるみなんかじゃない

私たち人間が

生身であるように

お前にだって

しんどいときもあっただろう





なのに私は

そんなことも考えず

ただお前に

「元気であること」ばかり

強いて来た

だからお前は

風邪をこじらせてしまったんだね








片目の天使

ごめんよ

そんなお前の気持ちに

気づいてやれなかった私を

どうか

許しておくれ





白猫であるお前の

野生が

敵から身を守るため

その体に 触れさせなかったり

気が強くなったりすることで

お前は 十分

必死で生きて来たのに





それを助長するように

「元気」を強要した私を

どうか許しておくれ







片目の天使

たとえ お前が

病気になっても

たとえ お前が

弱くても





どんなお前であっても

私は

お前を 愛しているよ

だってお前は

もう私の子なのだから

きぬ縮小版4









ぽちで救われる私がいます


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