傾聴

傾聴と言う言葉は、一般用語だったのね。
こないだ何気なくテレビを眺めていたら、タレントさんが
「傾聴しろよ」みたいなことを言っていて、へー、と思った。
ま、おそらくそのタレントさんは、
単に「ちゃんと話を聞けよ」と言う意味で言ったのだと思うけど。

しかしいまや、精神を病んでいる人だけでなく
「話を聞いて欲しい!」と思う人の、どれだけ多いことか・・・!
と、ネットを見ていてびっくりしたわ・・。

けど、ここでは精神疾患に限って話をさせてもらう。

内科でさえ話を聞いて欲しいのに、精神科ともなれば
何より先ず話を聞いて欲しいと思うのは当たり前だろう。

しかし、精神科病院の現状は、勿論病院にもよるけれど、
ある程度の話を聞くのは初診のときだけで、
あとはせいぜい10分とか、長くても15分がいいとこ。
他科と違って大して検査もないので、患者の数を診て回転を速くすることで
保険の点数を稼がないと儲からない、と言うことだろう。

あーまたどーせ5分で切り上げる気でしょ?みのるはー
5分てことはないでしょ~?

なんて、ハッキリ言っちゃう私のような患者も先ずいないだろうし。

だからあとは私のように自費で精神療法を受けると言うことになる。
しかし都心の相場は一万二千円~一万五千円と高い。
以前からの繋がりがあるから、と言うことで
破格で精神療法を受けさせてもらってる私は、本当にラッキーだった。

あとは、いのちの電話や傾聴ボランティア等様々な機関があるけれど、
これはひとによって当たり・ハズレがあるだろう。
傾聴 と言うのはたやすいが、
本当に傾聴することの困難さ をいつも思う。

相手の話に全身全霊耳を傾け、どんな相手であれ受け入れ
更に自分の言葉にして相手が納得するよう返す。

また、本当に傾聴する気なら、当然活字ではわからない。
声にしか頼れない電話と言うのも本来ならあまり良くない。
つまり、常に言葉で繋がなくてはいけない状態 と言うのは、
悩む本人にとっても、聴く側にとっても、効果的でない と言うことである。

やはり実際に会って、同じ空気の中に居る
その中で会話したり、ときに黙っていても伝わる雰囲気こそが良いのである。

私はまだまだそんな所まで行かないけれど、
我がセラピスト・ハッチと毎回会っていると、頭が下がる。
けど、言いたいことを言わせてもらうね~わりぃね~(笑

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