傷痕

みんな 多かれ少なかれ

心に傷を負っているでしょう

誰にも言えないことって

あるでしょう




傷口には 蓋をして

出来るだけ 見たくないでしょう





でも私は

傷口に 蓋をしないの

幼き日の私は 愛されなかった

いや 

愛されてると感じられなかったことも

見棄てられたことも

どの傷も 蓋を開けて

傷と しっかり向き合うの





私の傷は

もう治ることはない

リスカの痕みたいに

傷痕は残ってしまうけど

それでも

傷口は 全て晒して

楽になる道を

歩き続けて行くの






雨が

傷口を 

優しく洗い流してくれる

風が

傷口に 

優しく触れて通り抜けて行く






どんなに傷が

痛くても

蓋を開けておけば

大人の私が

幼子になっても

受け入れてくれる人がいれば

やがて 傷は

癒えるの






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