家路

ただ 疲れてた

疲れて 家に帰りたかった

満員電車の 人いきれから

逃れる気力さえなく

すがるように 祈るように

吊革に ぶら下がりながら

家路を 急ぐ






出るのは

ため息と 生あくびばかり

ひとからすれば

私もやっぱり 人いきれ





やっとの思いで 駅に着く

どっかの団体の

拡声器から聞こえる力説も

このラッシュ時には

雑音 として哀しく響く




駅前の イルミネーションも

誰も見ていないのに

ただ ちかちかと

どっかの店の看板みたいに 光ってた




誰が待っている訳でもない

だけど 私の寝場所は

ここしかない






ただ 疲れてた

疲れて 家に帰りたかった

誰も 待っていない

あの家に

暗闇の まん真ん中にある

あの家に








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