自然に帰ったあの子

ちち子

お前は 今頃

真っ青な 夏空を

べりべりと 

はがしてはいないかい?

雨粒を 小さな前足で

追いかけては いないかい?

夜だというのに

星屑を 転がして

ドタバタと

走ってはいないかい?





自然に 帰ったお前は

自然の産物に 戯れる

崇高な 何者にもならず

現世に いた頃の

阿保のまんまで

戯れる





だけど

お前にもう 苦はない

怖いことも 何もない

それだけが

私の 救い




空を 仰いでみる

あの子が 走って行くように

ひこうき雲が 真っ直ぐに

線を 描いていた

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