闇の道

都会の 人波に

揉まれていると

流されるまま

意思を 持たずとも

目的地の駅に 着く





電車は 人を運ぶのではなく

荷物を運ぶように

ぎゅうぎゅう詰めにして

詰め込んでは 吐き出される




疲れて

ぶつかって来られても

学習性無力になった 犬のように

腹も立たない




真冬の 駅に

吐き出されるまま

見上げると

闇夜が

覆いかぶさって来るようで





果てしなく続く 

闇の道を 思うと

眩暈を起こし

私は思わず 目を閉じる




おお神よ

私は あなたにさえ頼れない

あなたを信じていないから


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