亡き骸・その3

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愛しきイヌネコ
3度目の 旅支度

猫の肺がんと言うのは

酸素を上手く取り込めない激烈な苦しみを伴う


それに堪え抜いたミュウの亡き骸は

ごん太やちち子のときと同じく

やっぱり私には 愛苦しくしか映らなかった



生きてた頃の姿ではない

でも

変わり果てた姿 には見えない



三度目だなあ・・・と思いながら

硬直が始まる前に

清拭をして 開いた目を塞いで

毛を櫛でといて

姿勢を整えて 

棺代わりの段ボール箱に納めると


ミュウはもう

すやすやと眠っているようにしか

見えなかった



この安らかな寝顔を

ずっとずっと 見ていたくて

三度目の火葬場で 最期のお別れに

キスをしたけど

焼かれちゃう・・・と思ったら

涙が噴き出た



一人だった私を気遣って

火葬場のおじさんが

一緒に骨を拾ってくれた



ミュウの 愛しい亡き骸は

小さな骨壺に納まった

ラストミュウ6

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