傷が癒えるまで

私の胸の奥に深く 刻まれた傷を渓流の 静かな水が優しく 洗い流す雲が そっと傷をぬぐう穏やかな風に傷が 晒され私の傷は少しずつ少しずつ癒えていくあらゆる自然に私の傷は 癒やされて季節が巡るその度に傷の痛みも きっと和らいでいくと信じたいこの傷が なくなることはないけれど目の前に広がる自然に 身を任せれば私の傷は 癒えていくきっとそして いつか今度は私が 水になって雲になって風になって傷ついた人を ...