私の「生きる」

生きていることを素晴らしいと 皆詠うけど私には 詠えない命の美しさを皆詠うけど私には 詠えない呼吸のひとつひとつに涙を込めて喘ぐように ようよう生きる私に命の美しさは詠えないカラスの鳴き声を嗚咽のように聞いて季節の変化にも気づかぬままただ棲息するしかない私に生きることの素晴らしさは詠えないブランコが揺れてもピカソやアルプスがどんなに美しくてもごめんなさい 私はそんなものたちに気づくことは出来ません...