自虐のうた

私の横を車が 通り過ぎる女の人が 通り過ぎる男の人が 通り過ぎる子供たちが 通り過ぎる北風が 通り過ぎる今までに何百人の人と出会って来たかなんて忘れたけど私の横に並んで歩く人は ない春は名のみの寒い日も灼熱の夏の日も私と並んで歩く人をどれだけ求めたことだろうどれだけ夢見たことだろうけど叶わない夢を見たって仕方ないどうせどうせわたしなんかと 自虐のうた口ずさみながら煙草の火種を心に 落とすあと何人の...