ネガティブのままでいい

愛しき者の旅支度

愛しきイヌネコ  0

あの子は いつも私の帰りを待っていたちょっと そこまで出ただけで玄関に張り付いて 見張る真っ黒な瞳を いたずらっ子のように動かした死の床であの子をさすっているとやんちゃな子猫時代がいたずらばかりしていた頃がきらきらと 雪のようにあの子の上に降って来たやがて息絶えた あの子の亡き骸は変わり果てた と言うにはおよそふさわしくなく生きてるときとは違うけどただただ愛苦しくて丹念に体を拭き清め 毛を櫛でとか...

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