亡き骸

ちち子は私に抱かれながら 息絶えた私が 抱き上げると後ろ足を 小さく痙攣させ目を 大きく見開いた瞳孔が開いて 真っ黒な瞳になった唇から みるみる血の気が失せ全身 ぐなんぐなんになってゆっくりとした 間隔で下顎を かくんかくんと動かし始めたああ・・・最期の呼吸だ・・と思いながらずっと 抱いているうちにちち子のいのちの灯は 永遠に消えた「ちち子!ちち子!」と何度 呼びかけてもその声はもう 彼女には届か...