誕生の悲しみ

いのちの桜  0

お母さんのおなかの中にいるときに私は 感じていたんだよお母さんの悲しみをお母さんの苦しみをその心臓の鼓動の速さやあまり巡って来ない血からだけどお母さんはときどき私に話しかけてくれたね「かえでちゃん、元気ね」お母さんは私を かえでちゃんと呼んでいたのよと言ってたね聞こえたよ「かえでちゃん」ってでも お母さんがそんなに苦しいのならもしかしたら私は産まれることができないそう思っていたんだよだからお母さん...

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毎日が命日

いのちの桜  0

私にとっては緊急事態だろうが祭りだろうが休日だろうが平日だろうがいつでも 同じさ私には毎日が命日なのさ死を常に見つめ自分のendに恋い焦がれる大好きなみんなの元へ行きたくて生と死の彼岸の川の川べりで積み石をしてあそぶ私には毎日が命日なのさ...

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万物の霊長たる人として

いのちの桜  0

夜空の星 ひとつ捕まえることが できたなら私はきっと眠れるだろう野の花一輪愛でることができたなら私はきっと優しくなれるだろう猫一匹愛おしむことができたなら私はきっと穏やかに過ごせるだろうあなた一人を愛することができたなら私はきっともっと大人になれるだろう私が自分をちゃんと好きになれたなら私はきっと心安くなれるだろう万物の霊長たる人として万物の霊長たる人として...

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人生の幕引き時(再掲載)

いのちの桜  0

生きる権利生存権は、憲法で保障されている。憲法第25条(だったっけ・・)「我々国民は、健康で文化的な最低限の生活を送る権利を有する」なら、死ぬ権利。と言うのも認めてくれてもいいんじゃないか・といつも思う。尊厳死とはまた違う意味の。私は、中学生くらいの頃から50才まで生きれば十分 と思ってた。その50才が目前。(もう今や57才ですけどね~~あ、こわい~~)老いと向き合う時期。老い なんて、あんまりピンと来...

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植物状態の人なんかいない

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遷延性意識障害(せんえんせいいしきしょうがい)。いわゆる植物状態のこと。私は、その昔病棟勤務でした。私が配属されていたのは、脳外科の慢性期病棟でした。クモ膜下出血等の脳出血で何とか一命はとりとめたものの意識は戻らない、そんな患者さんが多く入院していました。41床中、半分近くが植物状態の患者さんでした。マーゲンチューブという、鼻から胃に入れた管に経管栄養というカロリーのある液体を通すのが彼らの「食事」...

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