ネガティブのままでいい

飢えた心

仕事に行くわけでもないのに起き上がりたくなくて起き上がると待っているのはいつもの孤独と散らかり放題の部屋だけだから腹が減って仕方ない多分 腹じゃなく心が 飢えているのだろうのどが渇いて仕方ない多分 のどじゃなくて魂が渇いているのだろう春の色とりどりの景色にも私の心は 動かない満たされない心と魂を 誤魔化すように腹が膨れるまで飯を食らいがぶがぶと水を飲むあなたの何気ないひと言さえあれば私の心はたちま...

ひとを愛せる力(再掲載)

自分にも まだひとを愛せる心が残っていたことに この胸を 撫でおろすだって私は老人たちの 濁った瞳の奥に澄んだ心根や古い書物が積み上げられたような 歴史や何十年も流して来た 汗や涙を見ることができたからそれは 何より愛おしく私の心を掴んで 離さなかったからブルーグレーに 白んで行く夜明け前の 空の向こうに彼らの いのちたちが 見えたから...

骨が忘れるまで

つらい思い出は心じゃなくて骨が 覚えてるだから何年 何十年経っても忘れられないつらい思い出はできることなら忘れたいなのに楽しい思い出よりつらい思い出のほうがいついつまでも覚えてるつらい思い出は心じゃなくて骨が 忘れるまで待つしかない...

私の中のケモノ

倫理とか道徳とかマナーとかルールとかそういうの 邪魔なんだよ私はそんなものなくたって嫌気がさすほどマナーを守ってルールを守って「良識ある大人」という芝居を打って 生きてるんだよ息苦しい窒息する と私の中のケモノが叫ぶいつも必死でケモノをなだめすかしてるんだよこの ケモノ性はもの心ついた頃から私と一緒に生きて来たルールもマナーも知らないけれど丸裸のケモノ性こそ生き生きとした わたし なんだよこんな腐...

「本当のわたし」はいらない

私は随分長いこと、精神療法を受けてます。それは、自分でも気づかなかった、或いは認められなかった自分を見ていくというそして、楽になるという果てしない深層への旅です。心に古傷を沢山持つけれどでも私は、ただのわたし です。本当のわたし?そんなのはありません。みんな、生きるのがつらいから自分の中に、現実とは違う、何か深淵な自分が、きっとあるそう思いたいのでしょうね。でも、そういうのはありません。現実の、冴...