20年前(再掲載)

神経症  0

私には明日の出来事もあさっての出来事も20年前の出来事に 感じられて20年前の出来事も30年前の出来事もつい昨日の出来事に 感じられて人生という時計の針が 錆びついて 動かないから全ては 20年前のまま全ては つい昨日のまま亡くした者たちをこの胸に 抱きしめ若い頃の 未熟な夢を思い今はない喫茶店で コーヒーを飲みひたすら過去を 生きている何年経っても 20年前今 何が起きても 20年前未来のない毎日が 苦しく...

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葉が揺れるだけの不安なのに

神経症  0

葉が揺れるだけの些末な不安が雲が流れるだけの些細な心配がこの脳裏をかすめるだけで私の心臓は早鐘を打つ横たわるとザン ザンと濁流みたいな血の音が私の鼓膜に激しく響く見慣れているはずの天井もいつもと同じ時計の音も目につく物全てが私の不安を かき立てる急いで流れる血の音と急いで流れる今日一日とああ一体いつまで私は 私をやらなくてはいけないの?そう白んだ空に 問いかける...

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泣けない私は病んでいる

神経症  0

悲しいときにはただ涙に暮れていたいのに泣けない私は病んでいる苦しいときにはただ助けて欲しいのに助けてと言えない私は病んでいる悲しいときに泣けないと何年 何十年経っても悲しみは 癒やされない苦しいときに助けを求められないと苦しみは 深い傷となってこの胸に 幾つも幾つも刻まれては次々と 新しい血が流れる何十年分もの涙を苦しみを封じ込めて眺める桜は毎年毎年遠過ぎて花びら一枚分の春の知らせにもならなくてだ...

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私の明日はどこにある?

神経症  0

私の 明日はどこにある?みんな 明日を待つけれど私の明日は 見当たらぬ今日今日今日虚しい今日に ごろごろとつまづくばかり転んでばかりで私の明日は 見当たらぬ「私の明日はどこですか?」と尋ねてみても皆 知らないと言うだから私は明日を 探す終わらない今日の連続の中で私は 明日を探してる私の明日はどこにある?...

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病の日常

神経症  0

めりめりと体中のエネルギーが奪われていく音が 聞こえるバキボキと骨が削がれていく音が 聞こえるキリキリと脳天に 針をねじ込まれる音が 聞こえるそれが私の病の 日常生きている限り緊張しつづける私の 日常この世とは相性が悪かったと思うしかない病の日常...

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