残酷な今日のテーゼ

パソコンに向かっていたらいつの間にか 空が白んで音も立てずにまた今日がやって来た私に無断でまた今日がやって来たひとこと言ってよ「また今日が来ます」とそしたら私は昨日の夜に 逃げるから仕事 身支度 街の喧騒今日はいつでも残酷で私はまた長くつづく 今日を堪える毎日毎日昨日の夜に逃げたいと 思いながら...

権利なんていらない・その2

人権なんていらないよそんな冷蔵庫の中で腐りかけた野菜みたいなもの捨てていい自己決定なんていらないよそんな片方だけになった靴下みたいなもの捨てていい人生の選択なんていらないよそんなつまらないB級映画みたいなもの捨てていいみんなガラクタ絵に描いた餅そういえば暮れだったねどんどん捨ててしまおうぜぽちで救われる私がいます↓にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村...

私のいのちはどこですか?(再掲載)

ときどき自分のいのちが見つからなくなってあちこち探してみる私のいのちは煙草の吸殻と等価だから灰皿の中を私のいのちは欠けた茶碗と等価だから食器棚を些末で粗末な このいのち 野放図に広がる 人生に翻弄される不自由な いのち孤独の餌食になって解放されない いのちはゴミ箱を漁っても出て来ないだけど案外植木鉢の横に落ちてたりするかも知れない必死で探してた鍵がふと 見つかるのと同じようにその程度の他愛もない ...

生まれてすいません・その2(編集)

ひとり寝ひとり夜ひとり飯(めし)「生まれてすいません」ほんとだね生まれて来た自分を万人に謝罪したい「堕落しろ」ほんとだね堕ちる所まで 堕ちて初めて見えるものが あるものね太宰も安吾も案外 良いこと言うじゃんひとり寝ひとり夜ひとり飯その侘しさにそんなことをただ ぼんやり考えるぽちで救われる私がいます↓にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村...

冬の奴隷

春が 遠くに消えましたわたしと あなた二人の春の下真珠の指輪の その中で 子供のように 眠ったりグラスの氷と 戯れたり夜空の星を 盗んだりしましたねでもわたしとあなたの満開だった 春が遠く遠くに 消えましたわたしの春はもういませんあなたの笑顔も消えました待っているのは限りない孤独 という現実だけどどうということはありません冷淡な秋の 入り口から無情な冬への 移ろいに抗うことはできません秋に ご奉仕...