素朴な「なぜ」

冷蔵庫を開けて荒れ果てた中身を見るとまるで自分の未来を見ているようですぐに閉める押入れの中から出て来た過去の私はいつも満面の笑みを浮かべている誰も過去には 戻れないという過酷な現実が攻めて来る孤独が無造作に 散らばっているその中に埋もれた私は動けないなぜ 過去には戻れないの?そんな当たり前のことさえ理不尽なことのようで気持ち でもない未来 でもない過去 でもない私の中の何か が音を立てて 崩れたな...