冬のひと日・その2

腐敗した社会をいくら嘆いても仕方ないけれどこの世にあるのは金のあるヤツとないヤツ底辺からいくら真実を叫んでも誰も聞きやしないと知っているだから黙って息を潜めて 生きている冬のはだか木が 私にまだまだつづく寒さを告げながら立っているさむいさむい冬のひと日冬はいつもわたしを傷つける情け容赦もなく独り を思い知らされ冷酷に終わらない日常を 突きつける病み疲れて冬模様自分の熱で生ぬるくなった布団さえ忌まわ...