ARCHIVE: 2018年02月  2/28

独房人生・その2

春は 余りに遠くって手を伸ばしても届かないシャバの風は 冷たくて独房と化したこの部屋から出られない極寒という名の看守にどうか刑を執行してくれといつも懇願するけれどなぜか刑は執行されぬ罪深き この私をいつまで生かしておくつもり?ただ生きて苦しめと凍った風が私に告げる罪人に 春は見えない永き冬をひたすら堪える何と愚かな独房人生冬のつづきの今日もまた目には見えない鉄格子を握りしめ刑の執行をひたすら願う独...

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