ちいさな灯り

近所から聞こえて来た若さに弾け太陽を 一人占めしたような声が私のマッチの灯りほどにささやかな 安息を容赦なく 踏み潰す懸命に マッチをすってはちいさな ちいさな灯りを 守るみたいな私と白猫との 安息の日々をどうか吹き消さないで悲しみの経験がない人はひとの悲しみに 気づかないあなたはきっと日なたのお部屋を沢山持っているでしょう?だからお願いこのささやかな ちいさな灯りをどうか吹き消さないで太陽の下で...