靴音だけそばにいて

あなたに ずっとそばにいてなんて 贅沢は言わないただあなたが 私の家に来るときのカッカッカッ という革靴の足音だけ そばにいてあなたが うちのドアをノックするときのトントントントン といつも4回鳴らす その音だけ そばにいてあなたから漂う私と違う 煙草の匂いその匂いだけ そばにいてそれだけでもあなたがそばにいると思える私は贅沢な女じゃないの愛された記憶がないからこの世に ひとりでも私を 気にかけて...