無名な私

無名な私の 魂はどこに行ったら救われる?無名な私は看守に言われる通り行進をする囚人たちのように毎日の 懲役のためだけに歩く無名な私の家に表札はないだって 私には名前がないのだから名前を持たない私はいつも 孤独の闇に 埋もれてしまうからだから誰にも 気づかれない無名な私は母の亡骸 引き連れて自分も 亡骸になる日をひたすら夢見て 待つしかない無名な私はそんな夢にさえ 光を見る本物の きらきらと輝く光は...