余震の悲しみ

ちち子を失って 一年余り最近また 余震のように あの子への悲しみが 襲って来るあの子の姿が 恋しくて亡き骸さえ 恋しくてあの子にまた 触れたくてこの悲しみを豪雨の 涙で全部 流して欲しいのに 冷たい秋風に 乗った悲しみがまた私の周りで  吹きはじめた小さな 白い花は何故 あんなに悲しいんだろう陽に照らされている 緑の木は何故 あんなに悲しいんだろう秋晴れの空は 何故 あんなに悲しいんだろう自然の ...