ARCHIVE: 2014年05月01日  1/1

あの子はいない

春の 陽射しにあの子の 真っ黒な瞳を疲れた目で 探す闇の中にあの子の 艶やかな毛並みを眠りながら 足で追う一輪の花にあの子の 可愛らしい姿を両手で 見る恋しさ 余ってまた 涙雨涙雨の冷たさはあの子が この世にいないことを私に伝える あの子が もっと悪い子なら良かったのにいや それでもダメだだってあの子は 決して良い子ではなかったもの私には あの子の怒る姿さえ愛しかった「この子は悪い子だ」と言って ...

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