妄想さえ持てなくて

 2020-01-03
ずっと

遠く 遠くだけを

見ていたかった





だけど

私にはもう

希望という名の

妄想を抱く

気力がなくて





目の前にある

欠けた茶碗や紙くずや

そんな がらくたどもしか

見えなくて

でも それこそが

私の現実だった





だから

日常と 非日常を

行ったり来たりして

酒に酔ったみたいに

無意味な妄想に

耽ってた



だけど

荒れた手と

荒れた心が

いつも私を

情け容赦のない

現実に 引き戻した





遠く 遠くへ

沈んで行く自分に

恋い焦がれた







ぽちで救われる私がいます


にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・自作ポエムへ

にほんブログ村

にほんブログ村 ポエムブログ 闇詩へ

にほんブログ村

にほんブログ村 ポエムブログへ

にほんブログ村
タグ :

冬の代償

 2019-12-31
冬が 寒さの代償にくれる

いつもの青よりずっと青い

空の青





冬が 寒さの代償にくれる

春より夏より

賑やかに

瞬いてくれる星座たち





冬が 寒さの代償にくれる

みかん色に滲む

大きな朝陽





冬が 寒さの代償にくれる

ノイズのない 街の静寂





厳しい冬が 寒さの代償にくれるのは

優しい景色 

その輝き








ぽちで救われる私がいます


にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・自作ポエムへ

にほんブログ村

にほんブログ村 ポエムブログ 闇詩へ

にほんブログ村

にほんブログ村 ポエムブログへ

にほんブログ村

タグ :

冬の未明に

 2019-12-20
夜明け前

はだかの心が

冬の未明に さらされる




渇いた魂 引きずって

それでも生きろと

人は言う




私のこの 心拍は

一拍一拍

苦しみの 音色

それでも生きろと

人は言う





私に流れる 赤い血は

24時間 熱過ぎて

血の池地獄が たぎるよう

それでも生きろと 

人は言う




それは 人の優しさなのか

それとも 人の冷たさなのか

私には わからない




ただこの骨も

この肉も

苦しみという名の腫瘍に

すっかり 食い尽くされているというのに






ぽちで救われる私がいます


にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・自作ポエムへ

にほんブログ村

にほんブログ村 ポエムブログ 闇詩へ

にほんブログ村

にほんブログ村 ポエムブログへ

にほんブログ村
タグ :

幻想芝居

 2019-12-10
暖かな

冬の陽射しに安堵して

悲しみ 喜び

幾年月





目をつむれば蘇る

私が輝いていた日々も

うたかたの群集劇

消えてなくなる

夢のあと






私の確かな日々はどこ?

もうどこにも見当たらぬ

それも全ては幻想だから





ただひたすらに楽日まで

演じるだけの

幻想芝居








ぽちで救われる私がいます


にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・自作ポエムへ

にほんブログ村

にほんブログ村 ポエムブログ 闇詩へ

にほんブログ村

にほんブログ村 ポエムブログへ

にほんブログ村

タグ :

悲しみ慣れ

 2019-11-23
私は 悲しんでいるほうがいい

それが私の日常で

もう慣れているから




でも そんな私だから

ほんの僅かなことでも

期待して

期待しては その何倍も

落胆させられる





ああ・・そうだったっけ

私に喜べることなど

なかったのだと

改めて悲しくなるから





私にだって

ちょっと目を凝らせば

喜びや楽しみは

きっといくらでもあるはず





だけど

何かある度

「自己嫌悪」という言葉を

免罪符にして

悲しみに逃げている





「こんな自分はさいてー」だとか

「こんな自分きらい」だとか

それは

裏を返せば

じぶんだいすき ってことじゃない?





真冬のような寒さの一日

この寒さは

私の家だけでなく

どこの家にもあるのだから





ひとりだと

より寒さは増すけれど



フリー画像霞の中のランプ








ぽちで救われる私がいます


にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・自作ポエムへ

にほんブログ村

にほんブログ村 ポエムブログ 闇詩へ

にほんブログ村

にほんブログ村 ポエムブログへ

にほんブログ村
タグ :
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫ 次ページへ ≫