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ネガティブのままでいい

ほぼ廃人と化した女が吐く、ネガティブ詩や散文

ブログ歴12年!

もうめんどくさい。毎日毎日よくせっせと記事を更新するよねーもう10年以上だよ。我がことながら凄くない?10年以上?12年?ほぼ一日も休まず記事を更新してるって。お金も儲けてないのに。でも、私の信頼する上司が言ってたことがある。彼はとってもユニークな感性の持ち主で社会を変えるべく様々なプロジェクトに取り組んでる人で。彼はいつも「努力なんかする必要はない」とか「自分の好きなことだけやっていればいい」とかと言...

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人が死ぬ・人が死ぬ

お天気でも見るように人は 死んで行くものなの今日は天気が良くてよかったねえ と言うのと おんなじに人は 死んで行くものなの雨が降って来ちゃったわねえと言うのと おんなじに人は 死んで行くものなの毎日 ふと人は 死んで行くものなの春の桜のようにひらひらと秋の木の葉のようにはらはらと音もたてずにだからこそ大切な本を1ページ 1ページ丁寧にめくるように雨のあとの陽射しをちゃんと喜べるように鼻腔をすり抜け...

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思い出は痛みだけ

感情の発露  0

あなたが好きで好きで好きで今でもあなたを思い出すと胸の中でざくりという音がしてとめどなく血が 流れるわたしはあなたを求めたあなたはわたしを拒絶した思い出は痛みだけあなたと話したあの時間あなたに見つめられたあのひとときそれらは全て痛みに上書きされてしまうあなたの背中にいつも群青の海が見えたわたしはただその海のほんの一滴になりたかっただけなのに思い出は痛みだけわたしは ただあなたの口から零れる宝石の言...

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ただの年増の世迷い言

無理矢理に 拓けた未来を夢見ても闇に光を 見つけても木の芽が囁く 春の訪れもまだ熱い頬をつたう 涙もあんなこともこんなことも所詮は 全てただの年増の 世迷い言うわごと寝言戯言の果てこの人生丸ごとがきっとどうでもいいこと幻想まぼろしただの 虚構偽りの三文芝居の大根役者#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#ポエム#心...

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わたしだけの物語

感情の発露  4

悲しみが深ければ深いほど言葉が産まれて 詩が出来る闇が深ければ深いほど感情が 溢れて来る苦しめば苦しむほどわたしだけの言葉が出来る桜吹雪の中を歩きながら泣いたあの日も春の陽射しの束の間の憩いもみんなみんな言葉になる言葉と言葉を紡いで 紡いで詩が出来る溢れるこの感情から言葉が産まれて詩が出来るそれはわたしだけの物語になる泣きながら苦しみながら見上げた空がわたしだけの物語を広げてくれるひとひらの花びら...

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哀しい女の酒盛りは

月明かりの下でひとり無情という名の風に吹かれて氷をからからと回してグラスの中の孤独の音を聞きながら酒盛りを 始める無情の風は痛いほど冷たくて自分の存在さえ信じられない哀しい女の酒盛りには月明かりの下がお似合いね と自嘲するのが癖になる酔えばいっそ無情の風も心地良いからいつまで経っても哀しい酒盛りをやめられない#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#ポエム#心...

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消費期限切れの人生

消費期限切れの 人生に残されているのは苦しみだけ苦しみは全部 まとめて捨てたいのに捨てる場所が ない無断で捨ててはいけないだから わたしは苦しみつづけるしかない春満開の桜吹雪のその下でひとひらひとひら手のひらに 舞い落ちる苦しみを 紐解いてその中身を噛みしめて生きて行く生きることは苦しむこと生きることは苦しみと とことん向き合うこと#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#ポエム#心...

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信号を待つ間に

信号を 待つ間に人生を 振り返ったら未練の 涙が零れて 落ちた電車を 待つ間に過去を顧みたら後悔の 吐息が風に混じって漂ったそれでも歩くしかなくて一歩 踏み出す度にこの足に未来という名の痛みが走るなぜ?どうして?答えのない疑問は消えることがないだれか 教えて歩くことの 意味をだれか 助けてひとりで歩くわたしを#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#ポエム#心...

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絹が今年も降りて来た

愛しきイヌネコ  0

春の精になって絹が今年も 降りて来た街のそこかしこに満開の 絹無垢な風は 絹無邪気な花は 絹暖かな陽射しは絹の体温春の精になった絹は街中に広がって人々の疲れた心を 癒しどこにでも 咲いているわたしは絹に抱かれて全身に絹を 感じる絹に 抱かれている春の精になった絹は誰にでも優しい絹を感じることは 嬉しいでも絹を感じることは 悲しいだってこんなにも絹を感じるのにあの あどけない姿はどこにももうどこにも...

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束の間の安息

煙草一本燃え尽きるまでの 安息珈琲一杯飲み切るまでの安息夜が明けるまでの安息花びらが一枚開くまでの安息ほんの束の間の安息しか残されていないあとは ただ胸を絞めつけられる 時間が延々と つづくのみああもう夜が明けるわたしの居場所がなくなる#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#ポエム#心...

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