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ほぼ廃人と化した女が吐く、ネガティブ詩や散文
映画「グリーンマイル」の最後のセリフにこんなのがあった。

人はそれぞれのグリーンマイルを歩いている。
しかし神よ。私には余りにもグリーンマイルが長過ぎる気がするのです。


グリーンマイルとはアメリカの刑務所の刑執行までの通路。
その色が淡いグリーンでることから俗に グリーンマイル と呼ばれるらしい。

現代の医療の進歩は、あらゆる形で人の命を救うことにも役立って来た。
けれど同時に、新たな病気をどんどん増やして来たと言えるかも知れない。

長寿大国と呼ばれる日本だけれど、
それを喜べる人ばかりではない。

自然のまま行くとすれば、私はあと30年以上も生きるのか・・・
と思うと気が遠くなる・・

自殺者の数が増えるのも、
その要因は様々だけれど、当然のような気もしてしまう。

激動の昭和を生き、そして平成を生きた。

私は十分に生きた。

末期癌で余命僅か1ヶ月で死んだ母を一人で看取り、見送った。
残念ながら子供は持てなかったけど、恋愛もした。

きらきらとした春をろくに味わうことのないまま
人生の秋を迎えてしまったけれど、
長い長い冬に堪えることには疲れてしまった。

この世から解放されたい と思うのは
むしろ自然な欲求だとさえ最近は思える。

私は高齢者を何年か看て来たけれど、80、90になって
それでも生きて「早くお迎えが来て欲しい」と訴える人に、
そんなこと言わないで!
なんてとても言えず、思わず共感したものだった。

この元号が変わる前に、せめて私のグリーンマイルは
終わりにして欲しいものだ。

グリーンマイルの長さは、余りにも不公平だ。
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FC2blog テーマ:生きること - ジャンル:心と身体

【2011/06/19 07:47】 | いのちの桜
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