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ほぼ廃人と化した女が吐く、ネガティブ詩や散文
薬を調整してもらって

眠りをむさぼった一日

自然な睡眠の
あの快感は得られない。

脳をいじくって
不自然に眠らせているだけだから

なんとも言いようのない倦怠感が
この身を襲う。

それでも
眠りさえ取れれば
この身などどうなってもかまわない、と

ふらふらになりながら
あちこちにぶつかりながら
トイレに行き排泄をして

まだ眠れる
まだ眠れる

もっと
もっと

眠りをむさぼる。

「なぜそんなことを言うの?!」
「やめてよ!」
テレビからそんな声が聞こえて来る。
ああ・・・あのドラマだ・・・。

感情的な台詞まわしが
何とも心地の良い子守唄のように
私の耳に入って来る。

もっと叫んでよ。
もっと言ってよ・・・
もっと・・・・・・。

どんぶり飯を
かき込むように
眠りを食う。

愛なんていらない
希望なんていらない
そんなもの、
何の腹の足しにもならない。

それより
喜びもないけど
苦しみも悲しみもない。
何もない
何も考えなくて良い
眠りをむさぼりたいんだ。

ただ
腹いっぱいになるまで
眠りを食い
ろくに味わいもせずに飲み込み
どんどん
かき込む。

気がついたら
既に日が暮れていた。

呆けたように
何も考えずに済んだ
眠りをむさぼっただけの
一日。

毎晩?しかも自然に?周囲が
当たり前のように、今頃昏々と睡眠をむさぼってるかと思うと
半ば本気で嫉妬する。

非常時でも何でもないのに
次に眠りにありつけるのは
一体いつ?
と、
炊き出しの行列に並ぶみたいに

私はいつも
眠りに飢えて渇望する。

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FC2blog テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2013/03/09 01:44】 | 不眠地獄
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