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ほぼ廃人と化した女が吐く、ネガティブ詩や散文
「神経症者か否かを問わず、
人間の信じているあらゆる価値は幻想であるということ、
その価値を守るために
人に迷惑をかける権利は誰にもないということだけは
知っておいてもらいたいと思っている。」


岸田秀(きしだしゅう)氏のこの文章を
最近よく思い出して、
呪文のように唱えてる。

岸田氏は、
自身が強迫神経症であった。
お母さんは彼が進学することに反対で
家業を継ぐことを求めてた。

岸田氏の症状は
本を読もうとすると
「読んではいけない」と言う強迫観念が浮かんで来て
大好きなはずの本をなかなか読み進められない、と言うものであった。

岸田氏が、どんな道を選ぼうと
お母さんの、自分に対する愛情に変わりはないと信じていた。
が、事実はそうではなかった。

神経症の症状は、現実の自分と
幻想の自分との 妥協の産物 であると言われる。

家業を継がない息子は愛さない
と言う現実を受け入れて、症状から解放されるか、
それとも
強迫神経症の症状を持ち続けたまま、
母親に愛されていると言う幻想の中で生きるか、

この究極とも言える選択だけれど
岸田氏は、前者を選んだ。

しかし、彼は決してそれをお勧めしてはいなかった。

症状からは解放されたが、
母親に愛されていない事実を受け入れることを
「根なし草の不安に耐えて行かねばならない」
と書いている。

確かに、根なし草でいるのはキツい。

でも、幻想とわかっていて
さんざんその中で長年苦しみ続けている私としては
もういい加減そんなものは捨てたい。

自分が根なし草であることも
もうわかってるんだから。

症状があるとかないとか
病気が病気じゃないかに関係なく

幻想は、幻想に過ぎない。





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FC2blog テーマ:対人恐怖症・社会不安障害 - ジャンル:心と身体

【2013/02/05 04:19】 | 社会不安障害ってどんな病気?
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カプチ
おはようございます。

「自分で治した」
すごい気力だと思います。
ひょうひょうとして到底そんな感じには見えませんでしたが。
でも、顔のしわが苦労の跡だったのかもしれませんね。

Re: カプチさん
ナレイ
こんにちは。
コメント、おおきに。

本当に
自分で治した
って凄いことだと思います。

でも何か思うところがあるんでしょうね。
精神分析学者、心理学者でありながら
学会などには一切入っていないそうです。

岸田せんせらしい~~♪

まだ生きててくれることが嬉しいです。

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コメント
この記事へのコメント
おはようございます。

「自分で治した」
すごい気力だと思います。
ひょうひょうとして到底そんな感じには見えませんでしたが。
でも、顔のしわが苦労の跡だったのかもしれませんね。
2013/02/05(Tue) 09:25 | URL  | カプチ #-[ 編集]
Re: カプチさん
こんにちは。
コメント、おおきに。

本当に
自分で治した
って凄いことだと思います。

でも何か思うところがあるんでしょうね。
精神分析学者、心理学者でありながら
学会などには一切入っていないそうです。

岸田せんせらしい~~♪

まだ生きててくれることが嬉しいです。
2013/02/05(Tue) 12:18 | URL  | ナレイ #-[ 編集]
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