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ほぼ廃人と化した女が吐く、ネガティブ詩や散文
映画「127時間」
ずっと観たいと思ってた。
ネタバレありなので、これから観たい方は読まないで下さい。

監督:ダニー・ボイル
主演:ジェームズ・ブランコ

この映画、登山家アーロン・ラルストンと言う人の自伝・・・!
とは思わなかった。

主演はジェームス・ブランコだが、
主演、と言ってもほぼ彼しか出て来ない。
シーンもずっと同じ。
私向き、と思ってずっと観たかったが当たり・だった。

極限の状態になった人間は、こうまでしても生きようとするのか・・
と思わせる。

一人で誰にも何も告げず、
ロッククライミングに出かけたアーロン。
彼にとってはどんな厳しい岩山もお手のもの、と自信満々だ。
しかし、ロッククライミングの最中、
大きな岩が落ちて来て、彼の右腕が挟まれ、身動きが取れなくなってしまう。
アーロンは、あらゆる知恵を使って岩をどかそうと試みるが、
岩はびくともしない。
2日、3日と経つうち、アーロンはどんどん憔悴して行く。
水ももう残り僅か。

朦朧とする意識の中で、アーロンの回想のように、
または夢のように
家族の思い出や、恋人と過ごした時間、
友人たちとの華やかなパーティシーンが
ときにフラッシュバックのように繰り広げられる。
が、現実は、広大な深い谷間の中
絶望の中にいるアーロン。

これまでの軽率な自分を振り返り、
この岩に挟まれることが、
自分の運命だったとまで思い詰めるアーロン。

4日目、5日目・・・。
アーロンはどんどん憔悴して行く。
水もとうとうなくなり、自分の尿を飲んで凌ぐ。

そしてアーロンは、自分が挟まれている右腕をナイフで切断して
岩から逃れることを思い立つ。
その様は私には非常にリアルに映ったが、
一般的には、余りの生々しさに、失神するお客さんもいたらしい。

大して切れないナイフで
「気を失うな」と何度も自分に言い聞かせながら
出血多量にならぬよう、ロープで自分の上腕部をしっかりと駆血し、
「うあ・・・・!」「うあああああ・・・っ!」
と、激しいうめき声をあげ、少しずつ、少しずつ
自分で自分の腕に、ザクリ・・ザクリ・・とナイフを入れて行く。
駆血していても、血が滴る。
何と言う判断・・・。

自分の前腕部から先を棄て、彼はようやく岩から抜け出す。
そして
6日目にして、ようやく救助された。

凄まじいまでの精神力の持ち主。

失った右腕の代償は余りに大きかったけれど、
アーロンはきっと、この経験によって
自分の右腕以上に大切なものを
取り戻すことが出来たのだろう。

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【2012/11/24 04:53】 | 映画、ドラマ、音楽 favorite
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