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ほぼ廃人と化した女が吐く、ネガティブ詩や散文
我がセラピスト・ハッチは、毎回私の話を聞く。 50分間。
私は言いたいことを言う。

ハッチは、そんな私の話にまさに 傾聴 する。
彼のパソコンを打つ音の速度で、そのときの話の重要度が私に伝わる。
(寝椅子なので、ハッチの表情を私からは見られない)

でも、ハッチは常に、私の 苦しみ・訴えに対して
解決策 を与えてくれないことのほうが多い。

むしろ、私に素朴な疑問を投げかけて来る。

なんでそう思っちゃうのかなあ?
と。

その、素朴な疑問から、私自身の怒り、不安や不満、
問題点が見えて来る。

その作業は、まるで もつれてもつれてもつれきっている糸を
いきなり引っ張るのではなく、
少しずつ、ゆっくりと、一個一個のもつれをほどいていくような、
心の奥底につかえてる塊を、ゆっくりと少しずつ溶かしていくような、
そんな優しい、けれど果てしなく根気の要る作業に思える。

そして、解決策は、私自身の中にあり、
ハッチは常にその 解決策 に至るまでの 糸のもつれを
決して急いで引っ張ることはしない。

硬くなった塊、細かいもつれ、沢山のもつれを、
一個、また一個とほどいて行く。 溶かして行く。
何年かかっても。

いきなり引っ張って、ちぎれることのないように、
いきなりズカズカと入り込んで、壊れることのないように、
優しく、やたらいじらないでいてくれる、そんな気がする。

もつれきっている糸を、無理矢理引っ張ったらちぎれてしまう、
精神分析通りの 公式 に 当てはめて、分析しても、
何の意味もない。


そして
考えるより、感じること

これも、未だに私には難しいけれど
迷いは迷いのままに
悩みは悩みのままに
わからないことはわからないままに

悩みや迷いを 解明・追求 するのではなく、
ときには、それらをそのままに、その中に身を任せておくことも
大事なのではないかと。

つまり精神療法と言うのは
治療者が、何か安心してくれることを一方的に言ってくれるものじゃない。
むしろクライアント自身の中に眠ってて、
自分でも気づいていない安心の要素を、
引き出してくれるもの と言えるかも知れない。

すると、見えて来る・感じられる時期が来る。
随分見えて来たんだけど、
まだまだみたいだね。(笑

長いよーハッチの夏休み。
大事なクライアントである私を放ったらかしにして
生意気に夏休みなんか取りやがって!(笑

カウンセリングルーム・カウチ

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FC2blog テーマ:対人恐怖症・社会不安障害 - ジャンル:心と身体

【2012/09/02 06:16】 | 精神療法
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