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ほぼ廃人と化した女が吐く、ネガティブ詩や散文
昨日、昔の男と会った。
実に20年ぶりだろうか・・・。
いや、もっと前か?

どんな姿になっているだろう・・と思っていたら
ちょっと太ったと言うだけで、当時の面影を残したまま・・。
端整な顔立ちは変わらない。

待ち合わせの居酒屋に向かうと、既に来ていた彼が
遅いぞー、おまえ
と、当時のまま「お前」と呼ばれることが
どこか嬉しい。
あんま変わんねえな、おまえ
と、あんな若かった頃なのに、
変わってるに決まってる、と思ってる所に
あっけらかんとそう言われると、やはり嬉しい。

彼と向かい合っているだけで
他愛もない、思い出話をしているだけで
当時の光景が鮮明に浮かび上がって来る。

彼の住む古い木造アパートの佇まい、
飲み口の欠けた私専用の黄色いマグカップ、
陽水が好きな私に弾いてくれた、彼得意のギター・・・。

彼は既に お父さん になっているんだと聞いて
当たり前なのに、何故か私には
「この人がお父さんか・・」なんてちょっとビックリしたりする。

そんなに月日が流れたのね・・・・・・。

縁って言うのはわからないもんなんだね。
もしかしたら、私が、今頃彼と同じ屋根の下で
「お母さん」として生きていたかも知れなかったのに・・・
なんて思ったりした。

私は
自分がこれまで生きて来た道のりをなぞるように
良かった頃の自分をもう一度しっかりと胸に刻み込むように
自分の過去を、辿っている。

何だかんだとケンカして、別れるとか何とか言いながら
まだまだ人生真っ盛りだった頃の自分を、
店のほの暗い灯かりの下、彼の姿に映して、
酔った頭で眺めてた。
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FC2blog テーマ:日常 - ジャンル:心と身体

【2012/06/09 07:24】 | 雑感
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