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ほぼ廃人と化した女が吐く、ネガティブ詩や散文
社会恐怖(社会不安障害)について、
自身の経験を基に記す。

何としても治したい!思いは
当然とも言えるだろうから。

私の主訴は対人緊張から来る
手の震えであった。

緊張やアガリは誰にでもあること。
(中にはない人もいるだろうけど)

問題なのは、過度に緊張する自分、
緊張して上手く喋れなかったり
赤面したり、震えたり、

そんな自分に こだわる ということ。

いまどきは某かの、こだわり を
持っている人は多い。

本棚の本はきちんと並べないと
気が済まないとか、
流しだけは水滴ひとつないように
磨いておかないと
気が済まないと言った具合に。

しかしその こだわり が日常生活に
支障をきたさない程度であれば
本人にとっても、社会的にも
何も問題はないのである。

ところが、社会恐怖の こだわり は、
その名が示す通り
会議とか試験、面接場面とか、
お客さんや上司の前と言った
一定の社会状況の中で起こるものなので、

こだわりが激しくなると、社会生活や
日常生活にさえ
支障をきたすものになって来る。

これを治すために
何とか克服しよう!と 努力 しても
却って こだわりは強くなる。
そのことにどんどん囚われることになるので、

症状 として悪化するだけである。

実際、私は上記のメカニズムで
20代の後半を棒に振った。

こだわるな・と言っても無理なのは
重々承知している。

私を含めて元々がこだわる性格なのだから。

しかし、その こだわり を
強化させるような治療は
如何なものだろうか。

それよりは自分の性格傾向を把握した上で
自分に合った治療法を見つけることが
得策なのではないだろうか。

その治療法だが、

恐怖症には薬物は効きにくいと言われている。
勿論効果のある人もいるのだろうが、
そもそも神経症自体、脳に何らの問題もない。

被暗示性の低い、私などには、少なくとも
ベンゾジアゼピン系の抗不安薬も、
全く効果は認められなかった。

となるとあとは、認知行動療法、
森田療法、精神分析的精神療法等の

ある程度時間を要する治療法がメイン
となって来る。

カンタンに劇的に治る治療法など先ずない
と思っておいた方が良い。

自分の症状やこだわりがどこから来ているか、
きっかけは何だったのか、
何故 そのこと に そんなにこだわるのか、

考えてみるのも良いかも知れない。
症状が、自分で思うほど 恥ずべき こと
なのかどうか。

いずれにしても症状は、現実の自分と
「こうありたい自分」との妥協の産物であって、

私で言えば、感情的でヘタレな自分と
「常に冷静で堂々とした自分」との
妥協の産物であって、

現実の自分を受け入れれば
症状は消失する訳だが、

人間とはなかなかあきらめが悪い。

しかし、現実の自分 と言うのも
ヘタレで感情的なだけでなく

まんざら悪いもんでもない、
私のままでも結構イケてんじゃん・・

と言うことを教えてくれたのは、

まさにそれまで恐れていた 他者 であり、

あれだけ忌み嫌い苦悩していた 症状 
であった。
と同時に、症状は自然と軽減し、出なくなることも多くなった。

今、苦しんでいる真っ最中の人には
酷かも知れないが、
そう考えれば、
社会恐怖も、まんざら、

悪いことばかりではない。

その上で、自分に合う治療法、治療者を
見つけて欲しい。
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FC2blog テーマ:対人恐怖症・社会不安障害 - ジャンル:心と身体

【2011/05/09 10:19】 | 神経症
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