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ほぼ廃人と化した女が吐く、ネガティブ詩や散文
昔、「生きる」と言う黒沢明の映画があった。
志村喬(しむらたかし)扮する役所の職員が、
日々を無目的にハンコ付きだけで過ごしてる。
その主役である彼が癌であることを宣告され

公園のブランコに揺られながら、呆然と涙を零し

♪いのち みじかし 恋せよ乙女
あかき くちびる 褪せぬ まに♪


と口ずさむシーンが未だに
脳裏に焼き付いている。

そんな彼が、失意の中で

公園を造りたい・・!と思い立ち、

そこから彼は変わって行く・・・

(1952年の映画。町は粉塵だらけ。
今のように、
公園を造ることは容易ではなかった)

彼が死んだ後、公園が出来上がり
彼がいなくなっても
子供たちの笑い声が絶えることはない・・

そんなラストだった。

生きたい人が生きられず
そうでない人は生きてしまう現実・・・。

人は、生まれた瞬間から
死に向かっていると知りながら、
明日はどうなるかわからないと知りながら、
本当に死に直面してみないと
生きて行く一瞬一瞬を、死の鏡に映し出すことは出来ない。

ならば私は自分で決めよう。命の期限を。
この日までは生きる・と。

その期限は、
来年の桜が満開になる日まで。

国家試験合格と言う、吉報を手にするまで。
合格発表は3月15日。

靖国神社の標本木が開花するのは
例年3月末。

いずれにしても4月初旬には
満開になるだろう。

その日まではとにかく生きる。

生きられなかった命、生かされている命、
一体どれだけの人が、
死に直面しながら生きているのだろう。

私の唇はもうとっくに、褪せてしまったけれど・・

何でもいい。
某か、生きる目的を
自分に課すことで、

山道の道しるべみたいに
あそこまでは歩く
そう決めて、休みながらも
歩を進める。
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FC2blog テーマ:生きること - ジャンル:心と身体

【2011/05/05 08:01】 | 映画、ドラマ、音楽 favorite
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