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ほぼ廃人と化した女が吐く、ネガティブ詩や散文
いつも絹の餌を買っている
馴染みのペットショップの店長。

ペットショップというと
あまり良いイメージないけど
ここの店長は、良心的で、
の~んびりしたおじさんなので、
私はよく絹に何かあったとき
電話して相談したりする。

で、絹の口内炎のこと、
全顎抜歯をしたら、
カリカリ噛む楽しみを奪ってしまうと話した。

そしたら、店長曰く
「いつまでもカリカリ噛んでるのは
楽しいからじゃなくて痛いからだよ!」
そう言われた。

鎮痛剤が効いていても、きっと
何となく痛かったんだね、絹は。

「野生のネコ科だったら、
そんなに楽しんでなんかいたら
すぐ敵に殺されちゃうでしょ?!」と。

いやあ・・・・そう言われて
私は凄く心が軽くなった。
と、同時に、自分と言う人間は
ほんとに愚かだなあと思った。


楽しんでいるのに可哀相だとか、
数少ない楽しみを奪うとか、
それは、
まるっきり人間の尺度で見てるだけなんだよね。

絹の気持ちをわかりたいと言う私に

「気持ちをわかりたいわかりたいって、
気持ちなんて、そんなのわかんないんだよ。
ほんとにわからないなあ・・・と思ったときに
わかったりするものだよ」

いや、おっしゃる通り。

絹を不憫に思う余り、
ちょっと盲目的に思い詰めてる私、
だけど人間として奢っている私を
店長に一喝された気がして、
心が少し軽くなった。

店長はよく言う。
「彼らはただ 生きる んだよ」と。

絹の気持ちをわかろうなんて
人間の奢りだと思えた。

わからない。
むしろ、わからないんだということを
ちゃんとわかったほうが良い。
そう思えた。

絹、ごめんね。
わからないよ、お前の気持ちは。
でも少なくとも
人間の尺度でお前を見るのではなくて
ただ生きる お前が、
少しでも楽になれるようにしようね。


動物病院に予約を入れた。
また違う角度で、先生の専門的な意見も聞いて、
相談しながら、全顎抜歯の話を進めて行こうと思う。

ただ生きる お前たちに我々人間ができることは、
少しでも生きることを楽に、気持ち良く
してあげることしかないからね。

それにしても、私たち人間は、本当に傲慢だね。
何でも、自分たち人間中心に、都合良く解釈して。
自分たちは、まるで万能であるかのような誇大妄想をいつも持ってる。

「生きる」、ただ「生きる」
お前たちのほうが、生きる姿は、何十倍も上 だね。

きぬちゃん携帯画像ネクタイ










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FC2blog テーマ:エッセイ・散文 - ジャンル:小説・文学

【2016/12/03 00:21】 | 愛しきイヌネコ
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