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ほぼ廃人と化した女が吐く、ネガティブ詩や散文
以前、私の記事を無断転載されたため、
その記事は消去し、改めて

以下、私の経験と事実、
社会不安障害治療に伴う愚見を書き直します。

私はこれまで出来るだけニュートラルな立場で
記事を書いて来たつもりですが、

今、主流と言われている認知行動療法にしても、
特に目新しいものではなく
元々学習理論に基づいたものであり、
偏った認知や行動
つまり、偏った考え方やものの見方を
変えていくと言うもの。
最近になって治療的効果が認められ
また、一部では保険適用にもなった
と言う事実があったために、主流になった と言うだけです。

しかし、根深い病理を持つ私には、
こう言ったいわゆるセルフコントロール的な治療法では
効果はないと最初から思っていたので
認知行動療法を受ける気はありませんでした。

被暗示性の低い私には、自己催眠療法である
自律訓練法もまた、効果はありませんでした。

薬物は今現在、良い新薬がどんどん出て来て
SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)
など抗うつ剤で治る患者もいるとされていますが、
非常に限定されています。

元々薬に強い私には、SSRI(デプロメールやジェイゾロフト)
SNRI(セロトニン・ノルアドレナリ再取り込み阻害薬)(トレドミン)、
ベンゾジアゼピン系の抗不安薬
(ソラナックス、レキソタン、セルシン等)も
効果はありませんでした。
最近ではSNRIの中でもサインバルタ等、新薬が出て来ていますが、
神経症に薬物だけの治療は、あまり期待出来ないと個人的には思います。

脳機能学の進歩やポジトロンなど、
医療機器の進歩により、
かつて解明されなかったことが解明されて来たことは事実ですが
未だ何も立証されてはおらず、
あくまで
神経症は心因性の疾患とされています。

薬物と心理療法の併用で治療する
と言うのが神経症治療の
オーソドックスなスタイルと言えるでしょう。

このようにあちこち探した結果、
私には、気の長い作業ではあっても
精神分析的精神療法が向いている と思い
今現在も継続している次第です。

ま、とにかく何を書くのも、どの治療法を選ぶのも自由ですが、
情報ばかり追いかけていても、

自分の病気が本当は何であるのか、
自分はどう言う性格傾向で
どんな治療法が合っているのか、


この程度の知識を持てなくては、
どんなに社会不安障害を克服したくても、
自身を把握も出来ずに、

医者や薬ばかり責めても、
或いは逆に、
医者やセラピストにすがりついても、
あまり意味はないんじゃないでしょうかね。

更に言えば
克服するのは、症状そのものではなく、
症状を持つしかなかった自分の問題を見てあげることだと、私は思っています。
結果的にそれが症状の消失に繋がります。


劇的な治療も結構ですが、
それ以前に、ご自身の病気に対する認識を
先ず、持って頂きたいものです。
神経症圏の人であるならば、どんなに症状に苦しんでいても、
思考力はクリアに働くはずです。
逆に言えば、だからこそ苦しいのですから。

患者はもっと賢くなって、
医師や薬、セラピストを上手に活用するものです。

医師と患者は常に対等。
患者がクライアント(顧客)と呼ばれる所以です。

程度の差はあれ、治療には時間がかかることは事実です。
故に私は敢えて 頑張らない と申し上げている訳です。

以上が、私の経験に基づく、社会不安障害治療に関する精神医学の現状です。

※この記事の無断転載を堅くお断りします。
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FC2blog テーマ:対人恐怖症・社会不安障害 - ジャンル:心と身体

【2011/12/29 06:16】 | 神経症
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カプチ
今晩は。

>克服するのは、症状そのものではなく、
 症状を持つしかなかった自分の問題を見てあげること
これをもじって
 克服するのは、社会問題そのものではなく、
 社会問題を持つしかなかった社会の問題を見てあげること
としてみると、どんぴしゃになることに気付きました。
不思議なものです。



Re: カプチさん
ナレイ
こんばんは。
コメント、ありがとう。

>  克服するのは、社会問題そのものではなく、
>  社会問題を持つしかなかった社会の問題を見てあげること
ほんと、何故かピッタリとハマりますね。

なんて言うのかな・・
神経症も社会問題も、皆、目先に出ている現象・症状ばかりに囚われてしまって、
社会のシステム自体や、そうなるしかなかった自分自身のほうを
ないがしろにしている気がしてならないんです。

少なくとも神経症に関してはそれでは治るどころか、却って悪化するだけです。
もっと自分に優しくしてあげたらいいと思うんですよ。
なのに、「何とかして症状を消し去るんだ!」とまた頑張ってる・・・。
これでは、たとえ治ったとしても、その反動はどこかで来るだろうなあ、と。

社会問題そのものや、症状そのものをいくら叩いて克服、解決しても
それは本当の解決や、本当の克服にはならないと思っています。





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この記事へのコメント
今晩は。

>克服するのは、症状そのものではなく、
 症状を持つしかなかった自分の問題を見てあげること
これをもじって
 克服するのは、社会問題そのものではなく、
 社会問題を持つしかなかった社会の問題を見てあげること
としてみると、どんぴしゃになることに気付きました。
不思議なものです。

2011/12/29(Thu) 17:55 | URL  | カプチ #-[ 編集]
Re: カプチさん
こんばんは。
コメント、ありがとう。

>  克服するのは、社会問題そのものではなく、
>  社会問題を持つしかなかった社会の問題を見てあげること
ほんと、何故かピッタリとハマりますね。

なんて言うのかな・・
神経症も社会問題も、皆、目先に出ている現象・症状ばかりに囚われてしまって、
社会のシステム自体や、そうなるしかなかった自分自身のほうを
ないがしろにしている気がしてならないんです。

少なくとも神経症に関してはそれでは治るどころか、却って悪化するだけです。
もっと自分に優しくしてあげたらいいと思うんですよ。
なのに、「何とかして症状を消し去るんだ!」とまた頑張ってる・・・。
これでは、たとえ治ったとしても、その反動はどこかで来るだろうなあ、と。

社会問題そのものや、症状そのものをいくら叩いて克服、解決しても
それは本当の解決や、本当の克服にはならないと思っています。



2011/12/29(Thu) 18:13 | URL  | ナレイ #-[ 編集]
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