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ほぼ廃人と化した女が吐く、ネガティブ詩や散文
子供たちは

「未来を担う」存在として

いつの世も 大事にされる





若者たちは

世の不条理に

主張の声を あげる






そして

ときに

実の子にさえ 疎まれて

それでも もう

主張さえ できぬ

やがて死にゆく

人たちがいる





もう語れない

歩けない

食べられない

今が いつの時代かも

今日が何日かも

わからない







そんな人たちの

声なき主張の前で

私はいつも

無力だったけれど

それでも

冬に咲く 花のように

切ない

声なき主張は

震えるほどに

この耳に 

この胸に 響いたよ






名もない彼らが

汗や涙や血にまみれて

働き続けて来たから

現在(いま)があるの






彼らは それぞれに

重たい歴史を 背負っているの

今がいつだか わからない

彼らの背中に

その歴史を 私は見た






そのことを忘れて

彼らの重たい歴史の

ひとつひとつを

自分の家の壁に

塗りこめて

何も知らない顔で

家族団らん 幸せだと

笑い合うのは やめて





逝った彼らの骨壺から 骨を出して

アスファルトを造り

その上に立って

声高に

自分の権利ばかり主張するのは

やめて




名もない 彼らが

汗や涙や血を流さなければ

私たちはいなかったの

そのことを今一度

思い出して





未来を担う子供たちだけが

大事ではない






真冬の花は

決して 人目をひくことはない

それでも

極寒の中で

その花びらの

一枚一枚を

精一杯 広げているの





どうか

そのことを 忘れないで

著作権フリーナナカマド









ぽちで救われる私がいます


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FC2blog テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2016/03/18 00:24】 | 「軽い変態」から見る社会
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