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ほぼ廃人と化した女が吐く、ネガティブ詩や散文
遠い過去の あなたを

私はもう 忘れてた

二人で 温め合った夜も

二人で歩いた 陽射しの下も

あなたが

ギターの弦を はじく音も

全て 忘れてた





だけど

この家に

置いたままになっていた

あなたのセーターに 

触れたとき

この両手が

あなたの胸や あなたの腕や

あなたの手のぬくもりを

思い出した





私の頭でもなく

心でもなく

この両手だけが

あなたの記憶を 呼び起こした





私自身は

忘れているのに

両手の記憶だけは

確かに

あなたと過ごした

過去の時を 憶えてた






不安なとき

あなたに 握ってもらった

この手

抱きしめられて

あなたの背にまわした この手








両手の記憶が

やがて

海の 紺碧色で

私の心を

いちめんに染めた







あなたの背中には

いつも

紺碧の海が

広がっていたから






この両手だけが

確かに あなたを

憶えてた

紺碧の海2











ぽちで救われる私がいます


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FC2blog テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2016/03/08 00:17】 | 感情の発露
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