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ほぼ廃人と化した女が吐く、ネガティブ詩や散文
死者たちが

火葬場の煙突から

見えない煙となって

空に

立ち昇って行く






ひとが死ぬ

ひとが死ぬ

この季節

冬を越えられなかった 魂が

力尽きて

屍になる




あんまり寒いと

私は

生ける者たちと

接することを

忘れてしまう

そして

死者たちと 戯れる





ヒスイの指輪の中で

眠る

あの人を 起こし

風に乗る

あの人の腕を引っ張り

幼子のように

死者たちと 戯れる





死者たちは

空になり

海になり

水になり

土になり

自然 に返って

私を 包み込んでくれる

そんな気がして






呼んで

呼んで

私を 呼んで

そう言っては

いつも死者たちを

困らせる






死者たちに

呼ばれる日は

明日なのか

20年後なのか

誰にも

わからないというのに






ただ

死者の呼び声に

耳を

そばだてて 待つ

いつまでも

死者たちと

戯れながら









ぽちで救われる私がいます


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FC2blog テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2015/12/22 16:07】 | いのちの桜
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