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ほぼ廃人と化した女が吐く、ネガティブ詩や散文
春の光が

低く路面を照らして

私に

あなたの残像を見せる

残像のあなたは 微笑んでいる

優しく手を伸ばしている





嬉しくて

手を伸ばしても

何度も 空(くう)を掴むだけ






幾重にも重なった

光の帯の その中に

あなたの残像を見る

その姿は

私に別れを告げるように

余りにも 遠くに霞んでいる

それでも 目を凝らして

私はあなたの残像を追う






光はときに 残酷に

シワやしみが刻印された

私の顔や体を 映す

年齢なんて関係ないと思ってみても

心の底では哀しくて





あなたの残像は

あの頃のまま

私は 時の急ぎ足に

あの頃の影もない






春は 若い人のもの

未来を持つ人のもの

明日を持たない私に

春はない





それでも私は 

いざりながら

いつまでも あなたの残像

追いかける








ぽちで救われる私がいます。          

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FC2blog テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2015/05/16 12:52】 | 考えるより感じること
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