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ほぼ廃人と化した女が吐く、ネガティブ詩や散文
賽の河原で 待っている

乗せてはもらえぬ

渡し舟を 待っている






きらめく朝日は

私に 朝を教えてはくれない

色とりどりの花は

私に 春を教えてはくれない






モノトーンに映る 景色に

自然と 背筋が丸まって行く






冬の心を 持て余して

賽の河原で

渡し舟が来るのを 待つように

舟に乗るための

コインを 数えてる

きっと乗せてはもらえぬと

知りながら






死んだ子の 年を数えるように

一本一本 指を折っては

あなたとの時間を 数えてる

きっとあなたは

戻って来ないと

知りながら






重いコートは

もういらないはずなのに

丸まった背筋に

毛布を羽織る

乾いたぬくもりに

生身で温かだったあなたを 思う







賽の河原で 待っている

乗せてはもらえぬ

渡し舟を 待っている

ひとつ積んでは 父のため

ふたつ積んでは 母のため

と 積み石をしながら








ぽちで救われる私がいます。          

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FC2blog テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2015/04/18 15:25】 | ネガティブ性
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