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ほぼ廃人と化した女が吐く、ネガティブ詩や散文
おじいちゃんは

布団に仰向けになって

浴衣もオムツもはだけてた

お母さんや

叔父ちゃんや叔母ちゃんが

おじいちゃんを取り囲むようにしてた







お医者さんが

「ご臨終です」と言うと

みんなが「お父さーん!」と

おじいちゃんに被さるように

泣き崩れた







6畳の 狭い畳の部屋の隅っこで

4才だった私は

怖くて 

自分の身体に

思い切り 

力が入っているのを感じながら

正座をしたまま 固まってた






でも

おじいちゃんの

息の根が 止まったことを

人間は やがて死ぬということを

いのちの灯りは

必ず消える日が来ることを

死の意味を

4才のとき 

私は 理解した







死の記憶が

私の人生 

最初の記憶になった







悲しくはなかった

ただ

あれは おじいちゃんじゃない

私を見ると 

目を細めて

頭をしきりに撫でてくれた

おじいちゃんのほうが おじいちゃんだと

元気だった頃の その姿が

4才の胸の 全部を占めた








ぽちで救われる私がいる 応援よろしくお願いします。

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FC2blog テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2015/02/18 18:55】 | いのちの桜
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