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ほぼ廃人と化した女が吐く、ネガティブ詩や散文
病棟の長い廊下の 突き当たりの

開かない窓から 都心の景色が見える






私は 開かない窓の外に

見つからない

夏の日を 探した

ベッドサイドの 開かない窓の外に

見つからない

夏の日を 探した






秋の気配は

街中を

万遍のない夕焼け色に 沈ませる

夏の あの海の色を

消して




患者たちの心が

夕焼け色に 沈み込むと

ベッドに横たわる 

時間が 増す

心が揺れる

時間が 増す





患者たちが 

夕焼け色に 泣く







夕焼け色に 泣きながら

私は

いつまでも

開かない窓の外に

夏の

海の色を 探し続けた





ベッドに 横たわることもなく

眠ることもなく

いつまでも

海の色を 探し続けた





この窓が 開けば

もしかしたら

夏の色を 

見つけられたかも知れないのに

私の好きな

夏の色を





この窓が 開けば

探しに行けるのに

この窓が 開けば

みんなが 自分の季節を

探しに行けるのに




患者たちが

夕焼け色に 泣く









ぽちで救われる私がいる 応援よろしくお願いします。

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FC2blog テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2014/09/18 00:05】 | 獄中手記、獄中詩
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