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ほぼ廃人と化した女が吐く、ネガティブ詩や散文
残り僅かとなったアナログテレビを懐かしむ。
レトロ?そんな言葉は平成になってから出来た言葉だ。

「アナログ放送終了」だなんて、なんて酷い・・
と、当初は、テレビまで地上デジタルとやらを強要されることに呆れた。

計画的に今年ギリギリまで粘って、安くなるまで待って買った
それでも私にとっては地デジと言うより 血デジ・・・。

こんなパソコンとか、携帯なんてなかった頃は、歌もドラマも、
より物語性を持つことが出来た。

何時何分の列車に乗ろうと約束したのに、来なかった彼・・・
列車の中で涙するヒロイン。
彼は走った。でも間に合わなかった・・
互いの気持ちを確かめられないまま、列車は無常にも発車する・・
ホームにハンカチだけを残して。

これは確か、「東京ラブストーリー」だったかな・・・。
特に好きじゃないんだけど、アナログならではのシーンだよなあ・・と。

そんなもん、今じゃ携帯ひとつで
「もしもしオレだけど~今着いた。遅れちゃって~
でもオレの気持ちは@@@@」
とその場で電話すれば済む話。

でもそれでは、物語 としては台無し・・・・となる。

♪あなたと別れた 雨の夜
公衆電話の箱の中
膝を抱えて 泣きました♪


かぐや姫「赤ちょうちん」より一部抜粋

今の人は、おそらく知らないだろうけど
公衆電話ボックスと言うのは、昔はこの歌詞の通り
こもるのにちょうど良かった。

今のボックスと違ってガラス張りじゃなくて
ホントに一部しか見えないようになってたから。

それもまた「安全」を考えて全てガラス張りにしたのでしょうね・・・。

勿論、デジタル化した時代に合わせてドラマは次々と物語を創る。
「電車男」なんてその代表だろうし、
個人的には「沙粧妙子ー最後の事件ー」が好きだった。

あれは良かったねえ・・・。
犯罪心理プロファイリングチーム、浅野温子扮する沙粧妙子。
彼女の愛した同じチームだった彼は、犯罪の魅力にとり憑かれる。
人間の悪意をテーマにしたドラマだった。
妙子は、彼への愛情と人間の持つ悪意との狭間を迷い続ける。

そして、2006年だったかな・・
フジテレビ開局50周年記念番組 として放送された
「白い巨塔」唐沢寿明主演。
これは、昭和40年代、田宮二郎が演じた、山崎豊子原作「白い巨塔」を
現代版にアレンジしたドラマ。

普通ドラマは1クール(3ヶ月間)で終了するが、
「白い巨塔」は半年間に渡って放送された。

大学病院を舞台に、医局争いや権力闘争を描く。
野心家で教授に登り詰めるためには手段を選ばない唐沢扮する財前五郎と、
常に患者と共にありたいと願う江口洋介扮する里見修二。

ベテラン脇役たちの名演技が、唐沢の迫真の演技をより輝かせていた。
「財前と里見、対照的だけど、財前てなんか愛、あるよな」
そんな話をしたっけ。

いずれにしてもあのドラマ以上のものは私にはもうない。

私は、私だけの物語のつづきを創って行かないとね・・・。
大した脚本ではないけれど。

もうそろそろ千秋楽 と行きたいとこですが、
楽日も近くなると「私の人生」と言う名の台本も
見当たらなくて、セリフ覚えも悪いです。

しかし、緞帳だけは観客がいても、一人もいなくても
一気に降ろすと決めてます。
人生に、カーテンコールはありません。
110716_1724~02


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【2011/07/17 06:25】 | 「軽い変態」から見る社会
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